「登山の消費カロリーはやばい」と聞くけど、なぜ?この記事では、その驚異的な消費量の根拠を徹底解説。ただ痩せるだけではない、ダイエット目的の注意点と、賢く筋力をつけ、太りにくい理想の体を作る秘訣まで、あなたの疑問を解決します。

「登山の消費カロリーはやばい」と聞き、どれほどの運動量なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。実際、登山のエネルギー消費は非常に大きく、特に上りと下りでの違いや、1時間あたりの消費カロリーの目安、標高差による影響など、具体的な数値を知りたいと思うのは自然なことです。
これだけの運動量があれば痩せるかと期待する一方で、しっかり筋肉がつくかという点も重要になります。しかし、軽い気持ちでダイエット目的は危険という側面も無視できません。
この記事では、登山の消費カロリーに関する様々な疑問を解消し、ダイエットよりも筋力向上を目指すための正しい知識を専門的な視点から詳しく解説していきます。
- 登山の消費カロリーの具体的な計算方法
- 消費カロリーに影響を与える様々な要因
- ダイエット目的で登山する際の注意点
- 健康的に筋力をつけるためのポイント
登山の消費カロリーはやばい?その根拠を徹底解説
- 消費カロリーの一般的な目安
- 登山1時間あたりの消費カロリー
- 上りと下りで消費カロリーは違う
- 標高差が消費カロリーに与える影響
- アフターバーン効果も期待できる
消費カロリーの一般的な目安

登山における消費カロリーは、体重、荷物の重さ、そして活動の強度によって大きく変動します。この活動強度を示す指標として「METs(メッツ)」という単位が用いられることが一般的です。
METsは、安静時を「1」とした場合に、その活動が何倍のエネルギーを消費するかを示す数値です。登山の消費カロリーは、以下の計算式で概算できます。
消費カロリー(kcal) ≒ METs × 体重(kg) × 運動時間(h) × 1.05
登山のMETsは、コースの状況によって変わってきます。例えば、緩やかなハイキングから本格的な登山まで、その値は大きく異なります。
| 活動内容 | METsの目安 |
|---|---|
| 軽めのハイキング(緩やかな登り) | 6.0~7.0 |
| 一般的な登山(荷物あり) | 7.0~8.0 |
| 本格的な登山(急登や岩場含む) | 8.0~9.0以上 |
例えば、体重60kgの人が10kgの荷物を背負い(合計体重70kg)、METsが「8」の登山を5時間行った場合、消費カロリーは「8 × 70kg × 5h × 1.05」で約2,940kcalにも達するという計算になります。これは、成人の1日の摂取カロリーを上回ることもある、非常に高い数値です。
登山1時間あたりの消費カロリー

前述の計算式からも分かるように、登山の消費カロリーは非常に高いです。では、1時間あたりに換算すると、どれくらいのカロリーを消費するのでしょうか。
これも個人差や条件によって変動しますが、一般的な目安としては成人男性(体重60kg~70kg)で1時間あたり約500kcal~750kcalを消費すると言われています。これは、平地でのウォーキング(約180kcal~240kcal)と比較すると、倍以上のエネルギー消費です。
すごい消費量ですね! 短時間でもかなりの運動になることが分かります。ただし、これはあくまで目安の数値です。自分の体力やその日の体調に合わせて、無理のないペースで楽しむことが最も重要になります。
荷物の重さも消費カロリーを左右する大きな要因です。例えば、荷物が5kg増えるだけで、1時間あたりの消費カロリーは30kcal~50kcal程度増加するというデータもあります。長期の縦走などで荷物が重くなれば、それだけエネルギー消費も激しくなるのです。

登山アプリのYAMAPを使っていますが、下山後に活動の終了ボタンを押すと「タイム」「距離」「消費カロリー」などが表示されます。
私がここ最近登ったのは、福岡と佐賀の間にある「雷山」。標高955mの山です。
タイムが6:12
距離が8km
標高差が約740m
歩数は15,917歩
消費カロリーは1293kcalでした。
上りと下りで消費カロリーは違う

登山と聞くと「上り」のキツさを想像しがちですが、「下り」も決して楽なわけではありません。実は、上りと下りでは使われる筋肉やエネルギーの消費メカニズムが異なり、体にかかる負担の種類も変わってきます。
上りの特徴
上りでは、重力に逆らって体を持ち上げるため、心肺機能に大きな負荷がかかります。太ももの裏側(ハムストリングス)やお尻の筋肉(大臀筋)といった、大きな筋肉を積極的に使うため、エネルギー消費が非常に激しくなります。

ガイドさんからアドバイスでよく聞くのは、「登山口からスタートしたときはゆっくり歩きましょう」という言葉。
スタート時って元気があるからスタスタ歩く人がいますが、ウォーミングアップも兼ねて、会話ができる程度の心拍数でゆっくりあるといいらしいです。
私も日頃から心掛けています。
下りの特徴
一方、下りでは重力を利用して進むため、心拍数は上りほど上がりません。しかし、体のバランスを取りながら、着地の衝撃を吸収するために、太ももの前側(大腿四頭筋)やスネの筋肉が常に緊張した状態になります。この筋肉が伸びながら力を発揮する動きを「エキセントリック収縮」と呼び、筋肉痛の主な原因になると言われています。消費カロリーは上りよりも少ないものの、筋肉への負担は大きいのです。
消費カロリーの比較(目安)
体重60kgの人が1時間活動した場合、上りでは約700kcal消費するのに対し、下りでは約360kcal程度とされています。下りも決して消費カロリーが低いわけではないことが分かります。

私は小心者なので、下りは遅いです。(笑)滑るのが怖いです。次の足をどこに置こうかを考えながら歩くので、どうしてもゆっくりになります。
下山時にケガの発生率が高いというのも慎重になる理由です。
標高差が消費カロリーに与える影響

登山の消費カロリーを考える上で、標高差は非常に重要な要素です。単純に歩行距離が同じでも、平坦な道と急な登りでは運動強度が全く異なります。
体を垂直方向に持ち上げる運動は、水平方向に移動するよりもはるかに多くのエネルギーを必要とします。そのため、標高差が大きければ大きいほど、消費カロリーは飛躍的に増加するのです。具体的な目安として、「標高差300mを登るごとに追加で約500kcal消費する」という情報もあります。
高所での注意点
標高が高くなると、空気が薄くなり(酸素濃度が低下し)、体はより多くのエネルギーを使って酸素を取り込もうとします。これにより心拍数が上昇し、平地にいる時よりも疲れやすくなるため注意が必要です。高山病のリスクだけでなく、エネルギー消費も激しくなることを覚えておきましょう。
このように、登山計画を立てる際は、単なる距離だけでなく、累積標高差を確認することが、その山の運動強度を把握し、必要な食料や行動計画を立てる上で極めて重要になります。
アフターバーン効果も期待できる

登山の消費カロリーが「やばい」と言われる理由は、活動中だけにとどまりません。登山のような高強度の運動を行った後には、「アフターバーン効果」と呼ばれる現象が起こることが知られています。
アフターバーン効果とは、専門的にはEPOC(運動後過剰酸素消費量)と呼ばれ、運動が終わった後も、しばらくの間は平常時より多くのカロリーを消費し続ける状態のことです。
体は激しい運動によって受けたダメージを修復し、体温や心拍数を通常の状態に戻そうとします。この回復プロセスにおいて、多くの酸素とエネルギーが必要とされるため、運動後も脂肪燃焼が続くのです。
アフターバーン効果の持続時間
この効果の持続時間は、運動の強度や時間に比例します。強度の高い登山や長時間の山行であればあるほど、アフターバーン効果は長く続き、運動後6時間以上も代謝が高い状態が維持されるという報告もあります。
つまり、登山は山を歩いている時間だけでなく、下山してからの時間も効率的にカロリーを消費してくれる、非常に優れた運動なのです。
登山の消費カロリーはやばいがダイエット目的は注意
- 登山をしても痩せるかは別問題
- 痩せるより筋肉がつくかに注目
- ダイエット目的は危険と言われる理由
- 登山後の過剰な食事はNG
- シャリバテ予防の栄養補給は必須
- 登山は消費カロリーがやばいが筋力UPに最適
登山をしても痩せるかは別問題

これまでに解説した通り、登山の消費カロリーは非常に大きいものです。そのため、「あれだけ頑張って運動したのだから、当然痩せるだろう」と期待を寄せる方も多いかもしれません。しかし、現実はそう単純ではなく、登山という活動だけで必ずしも体重が減少するとは限らないのです。
ダイエットを成功させるための普遍的な原則は、「消費カロリーが摂取カロリーを上回る」状態を維持することにあります。いくら登山で2,500kcalという驚異的なカロリーを消費したとしても、下山後の食事でそれを超える3,000kcalを摂取してしまえば、体重が減ることは理論上あり得ません。
「頑張った自分へのご褒美だ!」と、下山後に麓のレストランで名物のカツ丼やラーメン、そしてデザートまで満喫してしまうことは、登山の大きな楽しみの一つでしょう。しかし、こうした食事が習慣化すると、せっかくの運動効果が相殺されてしまう可能性があるのです。
登山後に食欲が強く湧き上がるのには、心理的な要因だけでなく、身体の生理的なメカニズムも関係しています。

今年の夏に友人から登山に誘われました。キツイことで有名な山に登ることが分かっていたので、1か月前から近所の里山(標高300m未満)でトレーニングをしました。2~3日に1回のペースで、出勤前の時間を使って。
そのおかげか、何とかみんなに遅れることなく歩くことができましたが、その後もそのトレーニングを続けました。
すると健康診断で、体重はそんなに減っていませんでしたが、腹囲が4cm減っていました。この歳になるとスタイルを良くしようという考えよりも、筋力付けて長く登山を楽しみたいと思うので、トレーニングを続けてみたのですが、お腹が痩せたのにはびっくりでしたね。
登山後に食欲が増す理由
長時間の運動によって体内のエネルギー(グリコーゲン)が枯渇すると、体は生命維持のために強い飢餓信号を発します。これにより、エネルギー源となる炭水化物や脂質を強く欲するようになるのです。この生理的な欲求に、登頂の達成感という心理的な要因が加わることで、食欲のタガが外れやすくなります。
さらに、私たちの体には「ホメオスタシス(恒常性)」という、体を一定の状態に保とうとする機能が備わっています。登山のような非日常的で激しい運動によって急激にエネルギーが消費されると、体は「飢餓状態に陥った」と判断し、次のような防御反応を示すことがあります。
- 吸収率の向上:次に食事を摂った際に、栄養素の吸収率を普段より高めて、効率的にエネルギーを蓄えようとします。
- 省エネモード:基礎代謝を一時的に下げて、エネルギー消費を抑えようとします。
このような体の働きにより、月に1〜2回程度の登山では、かえって体重が減りにくい、あるいは停滞するという現象が起こることも十分に考えられるのです。そのため、登山で健康的な体を目指すには、体重計の数字だけに一喜一憂せず、長期的な視点を持つことが何よりも重要になります。
痩せるより筋肉がつくかに注目

登山を継続しているにもかかわらず、体重計の数字がなかなか減らない、あるいは微増してしまった場合でも、決して落胆する必要はありません。なぜなら、体重という一面的な指標の裏側で、あなたの体はより健康的で引き締まった状態へと、確実に変化している可能性が高いからです。むしろ、それは体質改善が順調に進んでいる証拠と捉えることもできます。
この現象の鍵を握るのが、「筋肉と脂肪の重さと体積の違い」にあります。一般的に、同じ重さで比較した場合、筋肉の体積は脂肪の体積よりも約20%も小さいと言われています。例えば、同じ1kgでも脂肪が500mlペットボトルほどの大きさだとすると、筋肉はそれより遥かにコンパクトなこぶし程度の大きさしかありません。
つまり、たとえ体重が変わらなくても、体内の脂肪が1kg減って筋肉が1kg増えれば、見た目は明らかに引き締まって見えるのです。体重計の数字に一喜一憂するのではなく、鏡でご自身のボディラインを確認したり、以前履いていたズボンのフィット感を確かめたりすることをお勧めします。
登山は、この「筋肉をつける」という点において非常に優れた運動です。特に、不整地を歩き、斜面を上り下りする動作は、平地のトレーニングでは鍛えにくい様々な筋肉を複合的に刺激します。

平地でウォーキングをしていた頃に感じていたのは、歩きながら車やバイクの排気ガスを吸ってしまうことへの不快感でした。朝から気持ちよく歩いているのに、横からブオ~と車やバイクが通り過ぎていくと…。
それに比べると山の中を歩くのってとても気持ちいいのです。鳥のさえずりや風の音。きれいな空気。最高ですね。
登山で鍛えられる主要な筋肉群
- 下半身の筋肉:上りではお尻の筋肉(大臀筋)や太ももの裏側(ハムストリングス)を、下りでは太ももの前側(大腿四頭筋)を主に使います。これらの大きな筋肉を鍛えることは、力強い歩行能力だけでなく、美しいヒップラインや脚のライン形成にも繋がります。
- 体幹(コアマッスル):不安定な足場でバランスを取ろうとすることで、腹筋や背筋といった体幹部分が自然と鍛えられます。強い体幹は、正しい姿勢を維持し、腰痛を予防する効果も期待できます。
そして、筋肉量が増えることによる最大のメリットが「基礎代謝の向上」です。基礎代謝とは、呼吸や体温維持など、生命を維持するために最低限必要なエネルギーのことです。筋肉は、安静にしている時でも脂肪組織より多くのカロリーを消費する性質を持っています。
諸説ありますが、筋肉が1kg増えると、1日の基礎代謝が13kcal~50kcal程度増加するというデータもあります。これは小さな数値に見えるかもしれませんが、1年間で計算すると約4,700kcal~18,000kcal以上もの差になります。つまり、筋肉をつけることは、リバウンドしにくい「太りにくく痩せやすい体質」を手に入れるための、最も確実な方法なのです。
筋肉の成長には栄養と休養も不可欠
ただし、筋肉を効果的に成長させるためには、運動だけでなく適切な栄養補給と休養が欠かせません。特に運動後は、筋肉の材料となるタンパク質を意識的に摂取することが重要です。また、筋肉痛がある場合は無理をせず、体を十分に休ませて回復を促しましょう。
このように、登山は単にカロリーを消費して体重を落とす活動ではありません。むしろ、体の構成成分を良質な筋肉へと置き換え、基礎代謝を高め、美しく機能的な体を作り上げるための活動と捉えるべきです。体重の数字という短期的な結果に惑わされず、長期的な視点でご自身の体の「質的な変化」を楽しんでいくことが大切です。
このように、登山は単に体重を落とすだけでなく、健康で美しい体を作る上で非常に効果的な活動です。体重の数字だけに一喜一憂せず、長期的な視点で体の変化に注目することが大切です。

上記のコメントにも書いた、里山でのトレーニングを続けてみて感じたのは、少々きつい山に登っても筋肉痛にならなくなったこと。
筋力が付いていると実感しています。
ダイエット目的は危険と言われる理由

消費カロリーの大きさから、登山をダイエットの手段として考えることは自然なことです。しかし、「痩せること」だけを最優先にした安易なダイエット目的の登山は、重大な危険を伴うため注意が必要です。
最も懸念されるのが、エネルギー不足によるトラブルです。痩せたいという気持ちから、登山前の食事を抜いたり、行動食を十分に持たなかったりすると、山中で深刻な事態に陥る可能性があります。
シャリバテ(ハンガーノック)の危険性
体内のエネルギー源である糖質が枯渇すると、急激な血糖値の低下により、体に力が入らなくなったり、めまいや思考力の低下といった症状が現れます。これを「シャリバテ」や「ハンガーノック」と呼びます。行動不能に陥ると、遭難に直結する非常に危険な状態です。
また、エネルギー不足は体温調節機能の低下も招き、低体温症のリスクを高めます。さらに、集中力の低下は、転倒や道迷いの原因にもなり得ます。登山は、十分な栄養補給があって初めて安全に楽しめるスポーツであることを忘れてはいけません。

私はこのシャリバテになったことはありませんが、数人の友人が経験しました。身体が急に動くなる、頭が痛くなる、集中力がなくなるといた症状があったようです。
山に行くときはよくコンビニに寄ってお昼用のご飯を調達しますが、その時「ちょっと多めに」をいつも心掛けています。
「余るかもしれないな」くらいの食料を用意します。
登山後の過剰な食事はNG

前述の通り、登山後に消費カロリーを上回る食事を摂ってしまっては、ダイエット効果は期待できません。特に注意したいのが、下山後の解放感からくる「ドカ食い」です。
長時間の運動後は、体が栄養を吸収しやすい状態になっています。このタイミングで高カロリー・高脂質な食事を大量に摂取すると、消費したエネルギーを補う以上に、脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
もちろん、頑張った後の食事は登山の大きな楽しみの一つです。それを完全に否定するわけではありません。大切なのは、「何を」「どれだけ」食べるかという意識です。
筋肉の修復を助けるタンパク質や、消費したエネルギーを補給する炭水化物を中心に、バランスの取れた食事を心がけることが理想です。例えば、定食形式の食事を選んだり、プロテインを活用したりするのも良いでしょう。食事を楽しむことと、健康的な体づくりを両立させる工夫が重要です。

下山後の温泉もいいですが、ビールをグイっとするのもいいですよね~~
食べすぎ、飲みすぎにならないように…。
シャリバテ予防の栄養補給は必須

安全に登山を楽しむ上で、シャリバテ(ハンガーノック)を予防するための適切な栄養補給は絶対に欠かせません。これはダイエット中であっても例外ではありません。
人間の体は、主に糖質をエネルギー源として活動します。特に登山のような長時間の運動では、こまめに糖質を補給し、エネルギー切れを防ぐことが極めて重要です。
効果的なエネルギー補給のポイント
- タイミング: 「お腹が空いた」と感じる前に、30分~1時間に1回程度のペースでこまめに補給するのが理想です。
- 内容: すぐにエネルギーに変わりやすい糖質(炭水化物)が中心の行動食を選びましょう。おにぎり、パン、エナジーバー、ようかん、ドライフルーツなどが代表的です。
- 水分補給: 栄養補給と合わせて、こまめな水分補給も必須です。ミネラルを含むスポーツドリンクも有効活用しましょう。
例えば、大塚製薬の公式サイトでは、「カロリーメイト」のようなバランス栄養食が、登山中の栄養補給に適していると紹介されています。このような製品は、エネルギーだけでなく、タンパク質やビタミン、ミネラルなども補給できるため、登山中のコンディション維持に役立つとされています。(参照:大塚製薬公式サイト)
登山中の食事を我慢することは、パフォーマンスの低下や重大な事故につながる危険な行為です。安全登山の基本として、適切な栄養補給の知識を身につけておきましょう。

最近、よく買うのはコンビニのミニようかん。手も汚れないし、美味しいし、カロリー補充にぴったり。
登山は消費カロリーがやばいが筋力UPに最適
- 登山の消費カロリーは平地のウォーキングの倍以上
- METsという指標で運動強度を計算できる
- 体重60kgの人が5時間登山すると約3000kcal消費することも
- 1時間あたりの消費カロリーは約500kcalから750kcalが目安
- 上りは心肺機能への負荷が大きくエネルギー消費が激しい
- 下りは筋肉への負荷が大きく筋肉痛の原因になりやすい
- 上りと下りでは消費カロリーに差がある
- 標高差が大きいほど消費カロリーは増加する
- 高強度の運動後はアフターバーン効果で代謝が高い状態が続く
- 消費カロリーが大きくても摂取カロリーが上回れば痩せない
- 登山は体重減より筋肉がつくことによる基礎代謝向上に注目
- 筋肉がつけば太りにくく痩せやすい体になる
- 安易なダイエット目的はシャリバテなど危険を伴う
- 登山後のドカ食いは体重増加の原因になる
- 安全登山のためにはこまめな栄養補給が必須


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