登山や車中泊の時に困るトイレ問題!実際に作って使ってみた感想も紹介します!
登山や車中泊といったアウトドア活動で避けて通れないのがトイレの問題です。特に女性やお子様連れの場合、衛生面やプライバシーの確保は切実な悩みとなります。
この記事では、100均の材料で簡単に作れる携帯トイレの作り方から、気になる防臭対策、さらには登山で聞かれるキジ撃ちやお花摘みといった用語の意味、そして災害時にも役立つ知識まで、幅広く解説します。市販のおすすめ簡易トイレも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 自然環境への影響と野外排泄のリスクがわかる
- 100均の材料を使った簡易トイレの作り方を習得できる
- シーン別の活用方法と防臭など実践的な対策がわかる
- 市販のおすすめ携帯トイレの情報を得られる

アウトドアトイレ 作り方の前に知るべき基本
- 野外排泄のリスクと環境への影響
- 登山用語キジ撃ち・お花摘みとは?
- なぜ今、携帯トイレが必須なのか
- 事前のトイレ場所リサーチの重要性
- 災害時にも応用できるトイレの備え
野外排泄のリスクと環境への影響
アウトドア活動中、やむを得ず野外で用を足す行為には、衛生面でのリスクと自然環境への深刻な影響が伴います。人間の排泄物には大腸菌をはじめとする病原菌が含まれている可能性があり、土壌や水源を汚染する原因となり得ます。
特に、沢の近くなど水源地周辺での排泄は、下流の水を飲用する人々の健康を脅かす直接的なリスクにつながります。また、使用したトイレットペーパーは自然分解されにくく、景観を損ねるだけでなく、野生動物が誤って食べてしまうといった問題も引き起こします。

沢の近くでは絶対に避けましょうね。山肌からにじみ出ている水はやがて渓流と合流します。登山をしていて少し登山道から外れた岩の影などにティッシュの残骸がたくさんあるのを見たことがあります。いつまでも残るものなんだと実感したことがあります。
感染症や滑落のリスクも
物陰に隠れて用を足そうと登山道から外れた結果、足場が悪く滑落してしまう事故も報告されています。さらに、不衛生な環境は感染症の原因となる可能性も否定できません。これらのリスクを避けるためにも、安易な野外排泄は控え、適切な準備をすることが不可欠です。
自然を守り、誰もが安全にアウトドアを楽しむためには、一人ひとりが環境への影響を理解し、責任ある行動を心がける必要があります。
登山用語キジ撃ち・お花摘みとは?
登山を楽しむ中で、「キジ撃ち」や「お花摘み」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。これらは、野外で用を足すことを指す登山者特有の隠語です。
直接的な表現を避けるための言葉ですが、これらの行為が自然環境に与える影響を理解しておくことが重要です。それぞれの言葉の由来は以下のようになっています。
キジ撃ち
主に男性が用を足す(特に大便)ことを指します。物陰に隠れてしゃがむ姿が、猟師がキジを狙って銃を構える姿に似ていることから、このように呼ばれるようになりました。
お花摘み
主に女性が用を足すことを指します。しゃがんで用を足す姿が、野に咲く花を摘んでいる様子に見えることから名付けられました。
言葉の背景と現代のマナー
これらの言葉が生まれた時代は、携帯トイレが普及しておらず、やむを得ない行為とされていました。しかし、現代では環境保護の意識が高まり、携帯トイレの使用が基本マナーとなっています。言葉の意味を知っておくことは大切ですが、安易に「キジ撃ち」や「お花摘み」を行うことは推奨されません。
なぜ今、携帯トイレが必須なのか

現代のアウトドア活動において、携帯トイレはもはや特別な装備ではなく、自然環境と自分自身の安全を守るための必須アイテムとなっています。その理由は、主に環境保護意識の高まりと、利便性・安全性の向上にあります。
かつては仕方のないこととされていた野外での排泄も、前述の通り、水源の汚染や生態系への影響、景観の悪化など、多くの問題を引き起こすことが広く認識されるようになりました。美しい自然を次世代に残すため、登山者やキャンパー一人ひとりが環境負荷を最小限に抑える行動を求められています。
携帯トイレは、凝固剤で排泄物を素早く固め、防臭袋で臭いを閉じ込めることで、衛生的かつスマートに持ち帰ることを可能にします。これにより、自然を汚すことなく、また我慢による体調不良のリスクもなく、安心してアクティビティを楽しむことができるのです。
山小屋のトイレが利用できない場合や、悪天候でテントから出られない時など、いざという時の安心材料にもなります。まさに「備えあれば憂いなし」を実践するための重要な装備と言えるでしょう。

我慢するのは身体にも精神的にも良くないと思います。私も実際、もう無理かも!って思うくらい我慢したことがありました。その時一緒に同行していた相手が男性だったからなかなか言い出せなくて。
それから「あんなきつい思いをするくらいなら、少しくらい恥ずかしい思いをした方がまし」と思うようになり、遠慮なく「お花摘み行ってきます!」と言えるようになりました。
事前のトイレ場所リサーチの重要性

快適で安全なアウトドア活動を実現するためには、計画段階でのトイレ場所のリサーチが非常に重要です。目的地までのルート上に、公衆トイレや山小屋のトイレがどこに、どのくらいの頻度で設置されているかを事前に把握しておくことは、行動計画を立てる上での基本となります。
国土地理院の地図や、登山の情報サイト、キャンプ場の公式サイトなどには、トイレの場所が記されていることがほとんどです。これらの情報を活用し、「次のトイレまであとどのくらいか」を意識しながら行動することで、精神的な余裕が生まれます。
リサーチで確認すべきポイント
- トイレの有無と位置:コース上のどこにトイレがあるか。
- 利用可能期間・時間:冬季は閉鎖されているトイレも多い。
- 有料か無料か:山小屋のトイレはチップ制の場合が多い。
- トイレットペーパーの有無:設置されていないことも想定し、持参するのが基本。
特に、トイレが全くない、あるいは非常に少ないルートを行く場合は、携帯トイレを持参することが絶対条件となります。リサーチを怠ると、トイレを我慢しすぎて体調を崩したり、やむを得ず環境に負荷をかける行為につながったりする可能性があります。事前の準備が、楽しい思い出を作るための第一歩です。

リサーチではトイレの有無を確認していても、実際にトイレを見ると「これはちょっと…」と思うようなトイレもあります。ドアを閉めたら真っ暗で何もできない…水が流れない…なんてこともありました。携帯トイレは必須ですね。
災害時にも応用できるトイレの備え

アウトドア用に準備しておく携帯トイレやその知識は、地震や水害といった災害時にも非常に役立ちます。大規模な災害が発生すると、断水によって自宅や避難所の水洗トイレが使えなくなるケースが頻繁に起こります。
トイレは生命維持に直結する生理現象であり、我慢し続けることは健康を害する原因となります。特に避難所などでの集団生活では、トイレ問題が衛生環境の悪化を招き、感染症の拡大につながる深刻なリスクもはらんでいます。そんな非常事態において、アウトドア用の携帯トイレが大きな助けとなるのです。
携帯トイレは電気や水道を必要とせず、場所を選ばずに使用できます。また、凝固剤と防臭袋によって排泄物を衛生的に処理できるため、避難生活におけるストレスを軽減し、尊厳を保つことにも繋がります。
日常からの備えが重要
アウトドア活動を通じて携帯トイレの使い方に慣れておくことは、いざという時のための優れた防災訓練になります。普段から車の中や防災リュックにいくつか携帯トイレを備蓄しておくことで、自身や家族の安全を守ることにつながるでしょう。
実践的なアウトドアトイレの作り方と活用術
- 100均材料でできる自作トイレ
- 子供でもわかる簡単な組み立て手順
- 女性が安心して使うためのポイント
- 車中泊で役立つトイレ設置のコツ
- 徹底したい使用後の防臭対策
- 迷ったらコレ!おすすめ簡易トイレ
100均材料でできる自作トイレ
市販の簡易トイレは高機能ですが、「もっと手軽に備えたい」という方には、100円ショップで手に入る材料を使った自作トイレがおすすめです。非常に安価で、誰でも簡単に作ることができます。
ここでは、プラスチックケースを活用した基本的な作り方を紹介します。
準備する主な材料
- プラスチック製の収納ケース:できるだけ強度のある、人がまたげる程度の大きさのもの(例:幅18cm×長さ32cm×高さ10cm程度)。
- コーナーガード(クッション材):家具の角に取り付けるL字型やU字型の柔らかい素材のもの。
- 大きめのビニール袋:30L〜45L程度の黒いゴミ袋。
- 凝固剤:市販の携帯トイレ用凝固剤や、ペット用のトイレシート、吸水ポリマー(おむつの中身)などで代用可能。
凝固剤も100円ショップのアウトドアコーナーや介護用品コーナーで入手できる場合があります。見つからない場合は、ホームセンターやドラッグストアで探してみましょう。
子供でもわかる簡単な組み立て手順
100均の材料を使った自作トイレの組み立ては非常にシンプルで、お子様と一緒に作ることもできます。いざという時のために、一緒に作り方を覚えておくのも良いでしょう。
組み立て手順
- クッション材を取り付ける
まず、プラスチックケースの長辺(長い方の辺)のフチに、コーナーガードをはめ込みます。ケースの長さに合わせてカッターでカットしてください。これが便座の代わりになり、お尻が痛くなるのを防ぎます。 - ビニール袋をセットする
次に、ケースの内側に黒いビニール袋をかぶせます。袋がずれないように、フチの外側までしっかりと広げてください。 - 凝固剤を入れる
袋の底に、凝固剤を振り入れます。これで準備は完了です。
たったこれだけの工程で、簡易的なトイレが完成します。非常に簡単なので、ぜひ一度試してみてください。使用後は、ビニール袋の口をしっかりと縛って処理します。

私が今使っているのは「ポイレ」という携帯トイレです。この中には黒いビニール袋と凝固剤が入っています。袋は1枚だけなので、別途30Lのゴミ袋をプラスチックケースに広げて、さらにその上から「ポイレ」の袋をかぶせてその中に凝固剤を入れる…ということをしています。これで袋が2重になるので少しは安心かな。
更に防臭機能が高いビニル袋(後述しています)で3重にすると匂いもシャットアウトできて安心!

女性が安心して使うためのポイント

女性がアウトドアで携帯トイレを使用する際、その悩みは単に「場所がない」という点に留まりません。プライバシーの確保はもちろん、衛生面や安全面への配慮も、安心して用を足すためには不可欠な要素です。ここでは、これらの課題を解決し、心理的な負担を大幅に軽減するための具体的なポイントを、アイテムの活用法と行動の工夫に分けて詳しく解説します。
プライバシーを確保する3つのアイテムとそれぞれの特徴
まず、最も大きな課題である「人目」を遮るためのアイテムは、準備しておくと安心感が格段に違います。それぞれにメリットとデメリットがあるため、ご自身の活動スタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。
アイテム | メリット | デメリット・注意点 |
---|---|---|
トイレ用ポンチョ | 頭から被るだけで360度完全に視線を遮断できる。着替えにも流用でき、両手が自由になる点も大きい。 | 夏場は内部が蒸れやすい。強風時には風を受けて大きく揺れるため、風の弱い場所を選ぶ必要がある。 |
大きめの傘(登山用軽量傘) | 軽量で持ち運びやすく、雨や日差し除けと兼用できる。すぐに展開して簡易的な目隠しとして使える。 | 一方向しか隠せないため、背後の安全確保が重要。片手が塞がるか、固定する工夫が必要になる。風の強い日は固定が困難になることも。 |
ツェルト(簡易テント) | 壁と屋根があるため、プライバシーと安心感は最も高い。雨風を完全に防げる。 | 設営するとなると手間が少しかかる。しかしポンチョのように頭からかぶることもできる。 |



私の場合、日帰り登山では手軽な「傘」、特に夏の日差し除け兼用で持っていくことがあります。テント泊や人が多い場所では万全を期して「トイレ用ポンチョ」が安価でいいと思います。
ツェルトは少し手間がかかりますが、悪天候時などには最強のプライベート空間になりますね。ポンチョのように頭からかぶることもできるので、ツエルトが一番応用範囲が広いかもしれません。
衛生面で役立つ工夫と持ち物
プライバシーと並んで気になるのが衛生面です。少しの準備で、使用後の不快感を大きく減らすことができます。
- 除菌ウェットティッシュは必須
手指の消毒はもちろん、使用後に体を拭く際にも役立ちます。肌が弱い方は、アルコールフリーで自然に還りやすい素材のものを選ぶと良いでしょう。 - 服装を工夫する
アウトドア用の巻きスカートやワンピース、ジッパーで膝から下を切り離せるコンバーチブルパンツなどは、ズボンを完全におろさずに済むため、衛生的かつスムーズに行動できます。 - 携帯用おしり洗浄具(携帯ビデ)
普段から温水洗浄便座に慣れている方には特におすすめです。水の入ったボトルとノズルだけのシンプルな構造で、驚くほどすっきりします。
安全を最優先するための行動のポイント
最後に、見落としがちですが最も重要なのが安全確保です。安心して用を足すためには、場所選びと仲間との連携が鍵となります。
場所選びで注意すべきこと
人目につかない場所を探すあまり、危険な場所に立ち入らないことが鉄則です。特に以下の点には細心の注意を払ってください。
- 足場の確認: 必ず平坦で安定した場所を選び、崖や急斜面のすぐそばは避ける。
- 周囲の確認: 蜂の巣や蛇、有毒植物などがないか、周囲をよく確認する。
- 登山道からの距離: 道から離れすぎると、万が一の際に発見が遅れたり、道迷いの原因になったりします。

私はストックや木の枝を使って周りを叩いて蛇などがいないか確認します。
もしグループで行動している場合は、信頼できる仲間に少し離れた場所で見張りを頼むのも非常に有効な方法です。お互いに協力することで、安全とプライバシーの両方を確保できます。これらのポイントを総合的に実践することで、アウトドアでのトイレの悩みは、管理可能なタスクへと変わるはずです。

戻る方向が分かるように、木の枝に手ぬぐいやタオル、ストックをぶら下げるなどの工夫をする人もいますね。
車中泊で役立つトイレ設置のコツ

車中泊において車内でトイレが済ませられるかどうかは、快適さを大きく左右するポイントです。特に夜間や悪天候時、サービスエリアが遠い場所などでは、車内にトイレがあると非常に心強いです。
自作トイレや携帯トイレを車内で使用する際のコツは、安定した場所に設置することと、プライバシーを確保することです。
設置場所としては、助手席や後部座席の足元など、平らで安定したスペースを選びましょう。ぐらつくと中身がこぼれる危険があるため、しっかりと固定することが大切です。使用しないときは、蓋つきのケースに入れておくと、誤って蹴飛ばしてしまう心配もありません。
カーテンやシェードでプライバシー対策
車内で用を足す際は、外からの視線を遮るためのプライバシー対策が必須です。車中泊用のカーテンやサンシェードで全ての窓を覆い、完全なプライベート空間を作りましょう。これにより、周囲の目を気にすることなく安心してトイレを使用できます。

私は車中泊時に使う、マジックテープ付きのカーテンを自作したので、それをパッと取り付けることで、すぐにプライバシーが確保できています。
消臭スプレーなどを併用すると、車内の臭い対策も万全になります。
徹底したい使用後の防臭対策
携帯トイレや自作トイレを使用する上で、最も気になるのが使用後の臭いの問題です。特に、ゴミをすぐに捨てられない登山や車中泊では、徹底した防臭対策が快適さを保つ鍵となります。
ポイントは、「素早く固めること」と「臭いを密閉すること」の2点です。
1. 凝固剤を適切に使う
排泄物は、水分を含んだ状態が最も臭いを発します。市販の携帯トイレに付属している凝固剤(高吸水性ポリマー)は、尿などの水分を素早く吸収し、ゼリー状に固めることで臭いの拡散を抑える効果があります。自作トイレの場合も、十分な量の凝固剤を使用することが重要です。
2. 防臭性能の高い袋で密閉する
使用後の汚物袋は、口を固く縛った上で、さらに防臭性能の高い袋に入れるのがおすすめです。
おすすめの防臭袋
BOS(ボス)に代表されるような、医療向けに開発された特殊な防臭素材を使った袋は、驚くほど臭いをシャットアウトしてくれます。少し値段は張りますが、その効果は絶大で、ザックの中や車内に数日間保管しても、ほとんど臭いが気になりません。
これらの対策を組み合わせることで、使用後のトイレ問題をストレスなく乗り切ることができます。

迷ったらコレ!おすすめ簡易トイレ
「自作するのは少し面倒」「より確実な性能を求めたい」という方には、市販の高機能な簡易トイレ(携帯トイレ)がおすすめです。ここでは、定番からユニークなものまで、いくつかのおすすめ商品を紹介します。
メーカー・商品名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
モンベル O.D.トイレキット | 登山用品メーカーならではの軽量・コンパクト設計。防臭袋もセットになっており、信頼性が高い。 | 荷物を少しでも軽くしたい登山者、信頼性を重視する方。 |
BOS 非常用トイレセット | 驚異的な防臭力を誇るBOSの袋がセットに。凝固剤、汚物袋、大型の処理袋まで全て揃っている。 | 臭いを絶対に漏らしたくない方、車中泊や災害備蓄用として。 |
Qbit 携帯トイレ | 箱型の組み立て式で、便座のように使えるのが特徴。女性や子供でも使いやすい設計。 | 安定感を求める方、初めて携帯トイレを使う方。 |
アズマ工業 ポイレ | 1回分が名刺サイズと非常にコンパクト。コストパフォーマンスも高く、気軽に携帯できる。 | 登山の「お守り」として、防災リュックに常備したい方。 |
これらの商品は、それぞれに特徴があります。ご自身の活動スタイルや重視するポイント(携帯性、防臭性、使いやすさなど)に合わせて、最適なものを選んでみてください。





上記以外にもユニークなものを見つけましたので、ご紹介しますね。⇩
アウトドアのトイレ作り方まとめ

この記事では、アウトドアにおけるトイレ問題の解決策として、自作トイレの作り方から市販品、そして環境への配慮までを解説しました。最後に、重要なポイントをリストでまとめます。
- アウトドアでのトイレ問題は事前準備で解決できる
- 安易な野外排泄は環境汚染や衛生上のリスクを伴う
- 「キジ撃ち」「お花摘み」は昔の言葉、今は携帯トイレが基本マナー
- トイレの備えは災害時にも自分と家族を守る重要な対策となる
- 100均の材料で誰でも簡単に簡易トイレを自作可能
- プラスチックケースとコーナーガード、ゴミ袋が基本材料
- 女性や子供はトイレ用ポンチョなどでプライバシーを確保すると安心
- 車中泊ではカーテンで窓を覆い、安定した場所に設置するのがコツ
- 使用後の臭い対策は凝固剤と高性能な防臭袋が鍵
- モンベルやBOSなど市販の携帯トイレは機能性が高く信頼できる
- 自分のスタイルに合った携帯トイレを選ぶことが大切
- コース上のトイレの場所を事前にリサーチするのも忘れずに
- 自然への感謝を忘れず、ゴミは必ず持ち帰る
- 正しい知識と準備で、アウトドア活動はもっと楽しく安全になる

最後に私の体験談を。
車中泊遠征登山をしたとき、下山後にお腹が痛くなってトイレに行きたくなったのですが、登山口にトイレは無く、季節は暖かい時期だったので外で用を足すのは虫がいるので抵抗がありました。
文中でも紹介したプラスチックケースを使った簡易トイレを車に載せていたのでそれを使い、とても助かったのですが、問題は臭いでした。ソロでの活動だったので自分が我慢すれば済む問題ではあります。ですが、2重にしてても完全にシャットアウトは難しいと思いました。結び方が甘かったのか…?
いずれにせよ防臭機能は大事だと痛感。それから簡易トイレを使う機会は無いのですが、BOSの消臭袋を今度は常備してその機能を試してみたいと思います。
コメント